この時期の庭は飽きない

もう少しで桜が咲くこの時期は、毎日庭に変化があって楽しい。無事に越冬できた宿根草や残念ながら枯れてしまったものを見て、一喜一憂しながらも、ガーデニングシーズンの始まりにわくわくしている。毎年のことだけどこの時期が実は一番好きかもしれない。まだ花はかなり少ない庭でも、これから順番に咲いてくる花たちの景色を想像して楽しんでいる。

真冬の凍てつく寒さを耐え、春に芽吹いてくる植物のたくましさを見るのは感慨深いものがある。土を掘るとミミズが元気よく動いていて、彼らの力強さにも驚かされる。

我が家の種まき苗も順次出荷。今年は少なめに作ったつもりが、例年通りの多さで、なんだか自分の計算能力のなさにあきれる。ご近所や花友さんにおすそわけ。来週以降は職場にも植える予定。

今年の種まきは、ビオラなどの一年草以外にもゲウムやスカビオサ、エキナセアなどの宿根草もいくつかの種類を作った。メルカリでポピーのアメージンググレイやマザーオブパールの種も入手して苗がたくさん出来たので非常に楽しみ。去年、通販でアメージンググレイを買って育てたけれども、ほかの花にはない色や質感の美しさに驚いた。

ゴールデンウィークの少し前に季節外れの雪が降り、どうなるかと思ったけど、連休中は不安定な天気ながらも園芸作業を久々にした。一気にやったものだから、慣れない作業にとてつもなく疲労した。バラの剪定で手は痛くなるし、施肥作業や枯葉の整理などで、翌日の起床時は全身筋肉痛。

暖かく天気の良い日に作業をしていると、早速ご近所のどこかで春のバーベキューの良い香りがしてたまらなくなった。園芸作業後には、その匂いにそそられてビールを飲み、春の連休中のささやかな幸せを味わった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です