季節のめぐりは早いもので、庭の宿根草が次々にリレーのように咲いて行く。植物と季節の流れになかなか気持ちが追いついて行かず、妙な焦りというか、自然の流れに乗り切れていないような気持ちになっている。先週くらいまでは半袖で過ごしていたのに、今週は天気が悪くて毎日寒い。昨晩は凍えるような寒さで、ストーブをつけたい気持ちをぐっと堪えてフリースを着て過ごし、仕舞い込んでいた毛布を引っ張り出して寝た。そして今週末には30度を超えると天気予報で言っていて、体調を崩すのではないかと軽く怯えている😆
庭はシャクヤクが先週に咲き始めて、今日の庭ではほとんど終わりに近づいてきている。一つの花は1週間持たず、バサバサと花びらが散って行く。1年のこの時期だけの特別な1週間だ。見事な花が咲いて、見事な散りっぷり。
ディズニープラスで真田広之主演の「SHOGUN」というドラマを見ている。なかなか見応えがあって面白いのだけど、今日見た第九話で、もう1人の主人公とも言える鞠子が「花は散るがゆえに花なのでございます」と言っていて、唐突に心を打たれた。シャクヤクにせよ、バラにせよ、いつも花があっという間に散って行くのがなんとも寂しくて、もっと言うと残念な気持ちになることもあったから、なにかこの言葉にはそうした考えや発想を変えてくれるものがあった。
我が庭の花のみなさん、思い切り見事に咲いて、盛大に散ってください。
アストランティアはキラキラと輝く花が長く咲いて美しい。
このベロニカは初夏を彩る爽やかさでお気に入り。北海道を代表するガーデナーの梅木あゆみさんのインスタグラムで「北海道のガーデナーにとって4月から夏至までは黄金の季節」と書かれていて、本当に納得、共感した!そして夏至を過ぎた頃にバラの季節が到来。我が家のバラ一番乗りは、写真を撮れていないけど、イングリッシュローズのサイラス・マーナーと初期メンバーのパパ・メイアン。
そして夏秋の草花の準備も少しずつしています。ジニアとコスモスのポット上げは終わって、次はサルビアやケイトウなど。
そして月末の6/30には、北広島市のえこりん村で園芸研究家の大御所、吉谷桂子さんのセミナーに参加してきます。すっごく楽しみ😀