春の銀世界

先週末の庭の様子。 もう4月も下旬になろうとしているのに、すごく寒くて、凍えるような気温。そんな中、バラをの剪定作業をしていると、雪?雹(ひょう)?が降り出して焦った!!バチバチバチと体に当たると音がするくらいで「一体なんという天気なんですか!!」と、なかなか本格的な春になってくれない道東の厳しさが身に染みた。雷もゴロゴロと大音量で響き渡り、最近の天気の移り変わりは激し過ぎる。

なんとかバラの剪定をやってしまいたかったので、日差しが出れば外に出て、雨が降ったら家の中に入って、、と天気に翻弄されながらも、なんとか全てのバラを切ることができた。太い枝はノコギリを使って切ったりもしたけど、面倒になって剪定バサミで力任せに切ったりしたこともあり、手が筋肉痛を越えるレベルで痛くなった。開いたり、閉じたりの動作だけでも痛くて、今日にはかなり治ってきたものの、あまり無理はしない方がいいね。

せっかく芽を出した植物たちも急な冬の訪れでかわいそう

今年のバラの剪定は控えめにした。 品種や凍害のレベルによって切った長さを変えたのだけど、全体的には3分の1〜4分の1くらいしか枝をカットしていない。ユーステイシア・ヴァイやレディ・エマ・ハミルトンなんかは切り揃えた程度。去年は半分くらいの長さまでカットしたものもあったので、果たして今年はどんなもんでしょう。

今年は去年と比較して、バラの凍害は多かったように思う。雪の総量も少なかったし、雪が積もる根雪になったのも遅かったからかもしれない。グラハム・トーマスなんかは、去年はほとんどの枝が無事だったのに、今年は根本からやられていた枝もいくつかあった。グラハムに限らず、秋にシュートを出した枝は、冬前に充実して固まり切らないので、やっぱり生き残りが難しいみたいだ。だからといって、せっかく出てきた枝を秋の段階で早々と切り落としてしまうのも痛ましいところで、ある程度の長さで切り詰めて、伸長を止めてしまうのがいいのかなあ。

早咲きチューリップのザ・ファーストが今年もかわいらしく咲いた。球根の場所も春以降は忘れ去られたようになってしまうけど、早春のこの時期には愛らしい姿で咲いてくれる。

プルモナリアも開花。葉の色も含めて野生感を感じる。

シラーシベリカも開花。小さい花だけど、とっても可憐で色のグラデーションも素晴らしいし、中のしべの青さと、茎の色も好きだ。

ホワイトは優しげな雰囲気。

シラーシベリカの去年のこぼれ種が発芽している。砂利の隙間から出ている。

アリッサム マウンテンゴールドは無事に冬を越すことができて元気いっぱい、花を咲かせる準備が整いつつある。宿根アリッサムということだったけど、どうせ寒冷地では厳しいだろうと思っていただけに嬉しい。雪の下でもほとんどダメージを受けておらず、かなり丈夫な品種。ちなみに、普通のアリッサムも試しに冬越しに挑戦しようと、去年からそのままにしておいた株があったのだけど、やっぱり全滅していた。うまく冬越しに成功したという話も聞いたのだけど、我が家では難しかった。

芍薬(シャクヤク)が芽を出してきている。

ユリもたけのこのように生えてきた!

アスチルベ ツンベルギー ストラウセンフェダーの芽。

去年の夏の終わりに見切り品で購入した2つのクリスマスローズのうち、1つは越冬失敗で少し前に完全に枯れていたけど、こちらは無事に越冬した。寒さに強いクリスマスローズといえども、なるべく早い時期に植えた方が安全かもしれない。

毎年、室内で冬を越したグラジオラスやダリアなどの春植え球根の封を開けるのがちょっと怖い。外にあった球根を冬の間中室内で保管していたので、何かその間にとんでもないことになっていたらどうしようとドキドキする。カビがびっしり生えていたらとか、虫が大発生しているかも??なんて悪い想像をたくましくするのだけど、今年はネギみたいな太いもやしが出来てました。袋を突き破っている!今年は保管をバーミキュライトからピートモスに変えたので、土の中だと思って早々と根と芽を出したようだ。なるべく根はそのままで、このネギみたいなものは切り取って、もう少し外が暖かくなったら植えよう。

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