今年最後に購入した球根

秋も深まり、というかもう少しで秋も終わり、冬に近づいてきている。最近は毎日のように庭には霜が降りて土の表面が白くなり凍っている。昨日は少し暖かいと思ったところだけど、今日は道央の中山峠(揚げ芋で有名)でも雪が降ったようだ。

ブルーベリーの木もきれいに紅葉してます。

少し前に今年最後の球根をメルカリで買った。アリウムの「シクラム」という品種で、今年はこれに限らずたくさんのアリウムを植えた。少し前の記事にも書いたような気がしているのだけど、以前にはそれほど魅力を感じなかった植物でも、実際に植えてみるとその大いなる魅力に気がつくというのがある。

今年はそんな経験を多くした年だったように思う。ジャーマンアイリスやアリウム、ガウラがそうで、今までその魅力に気がつくことが出来なかったのだけど、植えてみて、その株姿、花の形、色合い、どれをとってもワクワクと心が躍るような思いすらした。

アリウム シクラム(Wikipediaから引用)アリウムらしくない花姿

数日前にたまたま母方の祖父の庭の写真を振り返ることがあって、小さい頃によく遊んだ懐かしい記憶が蘇った。今回その庭の写真を隅々まで見たのだけど、驚いたことに今自分が植えている植物と重なる部分が多くあることが分かった。

クレマチスなんて、祖父が植えていたものと今自分が植えているものとが同じ品種なのではないかと思ったほど。なんだか、しみじみと色々なことを考えてしまったのだけど、今、自分が花を好きになったこと、そして同じような花を植えていることは、祖父の影響が少なからずあって、その影響自体はこれまで意識的にそう感じることはなかったのだけど、実は小さい頃の庭で見た草花など、無意識的、潜在的に心のどこかには深く刻まれていて、それが現在、花を見たり、選ぶ時の嗜好に繋がっているのかもしれないと思った。

祖父の庭にあったラミウムの大株。写真上の方にはシロタエギクのようなものも。

写真からは、花を植えていた鉢物も色々と魅力的なものが多くあり、きっと旅行好きな祖父のことだったので、旅先やあちこちの園芸店で買い求めたものだったのだろうと思う。今、祖父が生きていたら、花のことや、どこでその鉢を手に入れたのかとか、色々と聞きたいこと、話したいことが沢山あるけど、それはもう叶わないので、祖父が撮った庭の写真を眺めながら祖父の目線になって想像を巡らしている。

祖父の庭の牡丹

話は戻って、メルカリで買ったアリウムの球根。これが、、すごい梱包?で届いた。

ペットボトルを切って組み合わせたやつ(蓋なし)で、こんな斬新な方法で郵便を送るアイディアに驚愕した。家の人に聞くと、郵便屋さんも怪訝な顔をして届けてくれたらしい。

こんな感じで球根が3個入っていて、チラシが緩衝材として入れられていた。

確かにこの方法だと、下手な梱包よりも球根を上手に安全に輸送することが出来るだろうとは思った。それにしても面白い梱包方法だよね。このペットボトルはファンタかな?コーラかな?

ちなみに先ほど紹介した祖父はファンタグレープをこよなく愛する人であった。

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