今年は去年よりも庭の後片付けに時間がかかっている。植物の数が増えたせいか、まだまだ終わりそうにない。気分的にはそろそろ休んで読書の秋モードに入りたいなと思っている。花を抜いて空いた場所に堆肥を入れたり、チューリップの球根を埋めたり、ダリアを掘り上げたり、などなど、、去年はもっと早くに終えていたはず。
この紅葉の写真は家の近所で10月20日に撮った。今はもう見頃を過ぎて落葉が進んでいる。
少し前に霜が降りたことで、コリウスは一発で枯れ、ジニアも花数を極端に減らし、花も株も傷んでしまったので処分をした。
この写真は町の中心部にある駐車場横の街路樹だけど、この年の紅葉は本当に素晴らしかった。今日が10月27日ですでに紅葉は終わりつつあるので、今年は少し早かったのかなと思う。
木々が紅葉する要因を調べてみると、単純に寒さ(温度)だけではなく、春から秋までの天気や温度の推移、台風が直撃して木がダメージを受けたかどうかなども関係しているらしい。この間のニュースでは函館のとある公園の木が紅葉しないままに落葉したようで、どうやら台風が通過したことによる塩害が考えられるとのこと。
今シーズンの締めくくりにバラたちがバンバン咲いている。初夏のバラも一斉に咲いて見ごたえがあるけれど、秋もまた色がシックというか落ち着いている感じがしてきれい。それでいて日中と朝晩の寒暖差があるためか透明感も感じられる。
咲き終わった花びらがパラパラと落ちているけど、そのままにして片付けていない。夏だとそれが腐ったりカビたりで病気や虫を呼ぶのであれだけど、もう花も終わりの時期なので自然に任せてみている。バラの周りの地面には白やピンク、黄色の花びらがパーっと落ちていて、これもこれでキレイ。映画「星の王子様ニューヨークへ行く」が好きで子どもの頃から何度も見ているけど、シーンの中に王様や王子が歩く前に召使いたちがバラの花びらを散らしていくシーンがある。庭もそれ並みに盛り上がっている。
アイスバーグは咲き始めも良いし、先進んでから花のしべが見えるのも良い。
9月の中旬ごろからバラ全体にアブラムシがびっしりとついたので焦った。しかしそれによるダメージはほとんどなく、むしろ成長力爆発でどの株も巨大化している。バラは定期的に殺菌剤や殺虫剤を散布しないと病害虫にやられてしまう部分もあるけど、成長力は他の花木では考えられないスピードがある。
病気が出て花びらに赤い斑点が出ているけど、負けずに咲きまくっている。このアスピリンローズは一つ一つの花は小さめだけど数えきれないくらいの花が房咲きで咲くので、まるで花束。成長力がすごくて、病気、害虫、凍害にも強くてとても優秀。頭痛薬の名前を冠しているだけある。