お正月明けにタネをまき、ゴールデンウィークに定植したパンジー・ビオラたちの成長記録。
パンジー「F1 ナチュレ エッセンス アクエリアス(左)」と「F1 ナチュレ エッセンス アリエス(右)」定植から半月で株が成長し花数が増えてきた。真ん中のクリサンセマムは株の成長期で花はあまり咲いていない。
去年植えたパンジー ナチュレ ブルーアンドイエロー。こぼれだねでも十分に立派に育ちたくさんの花を咲かせている!こういうのを見るとわざわざ苗作りをしなくても十分に育つのじゃないかと思ってしまう。
三角形の立体コンテナに植えたビオラ。デルフトブルーというフェルメールを思い起こさせる品種名で色合いはとてもエレガントな印象がある。
株が成長し花数は数え切れないほどに。
虹色スミレたちの色は本当にこの品種じゃないと出せない色だなあと思う。美しい。しかし、この虹色スミレなど去年の秋に植えたパンジーたちは越冬時のダメージが大きく、株姿が乱れてなんとも元気がない様子。これだけ咲いてくれているのでもちろんキレイではあるのだけれど、パンジーは無理して越冬させなくてもいいかもしれない。
ビオラのビビシリーズもパンジーナチュレと同様に色系統を合わせた「エッセンス」が販売されている。このジュピターでは暖色系を中心にアンティークな印象のある花がミックスされている。
6月にはパンジーはすでに開花最盛期を迎え、数え切れないほどの花数となっている。花の多さに迫力を感じるほど。間にクリサンセマムを挟んでいて、白色のパンジーも入っていることから全体的に爽やかな印象もある花壇ができたように思う。十勝・音更町の柳月スイートピア・ガーデンに少しでも近づくことができたでしょうか。
パンジーは縦横に幅を持たせて植え見ごたえはあるけど、花がら摘みが大変。花壇の上下に通路があるので、そこから取れるものはいいのだけれど、花壇の真ん中までは腕が伸びず、花壇の中に足を入れて取っている。株下を踏みつけることに抵抗があって、それによる影響は見当たらないものの、なんとなく生育に悪いような気がしてしまう。
クリサンセマムが満開に。こうやって低い角度から撮ると広大な花畑かのような雰囲気にもなる。まるで種苗メーカーのカタログ写真みたいだ。
クリサンセマムを植えた後に色々と調べていると、匂いがくさいらしい記述があって衝撃的だったけど、全然匂いしない。ほぼ無臭。品種によっても違うのだろうか。
庭の手入れをしていると、ご近所さんが立ち止まって見てくれたり、車を止めて見てくださる方もいてとても嬉しい。6月末ごろには、千葉から来たご婦人(親戚がこちらにいて遊びにきたらしい)がパンジーのボーダー花壇をみて「関東ではパンジーやビオラなどの花はほとんど終わっているので、こちらに来てまた見ることができて良かったです」と声をかけてくださった。さらに「この花畑をみることができて、北海道に来て良かったです」とまで言っていただきました。その言葉に感激です。
庭仕事はクタクタになるし、汚れるしで大変なことも多いけど、花を通して嬉しいお声がけをいただくと、やっていて良かったなと思う。自分が好きで始めたことではあるのだけれども!