毎年この時期になると急に真夏のような天気がやってくる。ついこの間まで気温は10度以下だったにもかかわらず、今日の日中の温度は29度。体が慣れていないので庭仕事も少し伸びてきた雑草を抜き取るのが精一杯。長く外にいると具合が悪くなりそうな予感がしたので、おとなしく家の中で過ごしていた。1年草などの植えたばかりの草花たちは、根がまだ十分に張っていないので急な高温でぐったりしている。
昨日は早起きをしてパンジーやバラなどに液肥をまいたのだけど、ジョーロでの水やりなので何往復したかわからない。ジョーロに「花工場」や「ハイポネックス」などの液体肥料を規定量入れて、そこにホースから水を入れ、たまったところで軽くかき混ぜて水をやりに行く。この作業をきちんとやろうとすると1時間弱はかかってしまうので、液肥を自動的に水栓につないだホースで希釈してくれるジョイント設備が欲しい。
アマゾンで見てみると写真で見ても作りがちょっとあれで、しかも「評価」がさほどよくない割には何千円もするので買うのがためらわれる。構造的にはそれほど難しいつくりではないように思うのだけど、ちょっと高いなあと思う。
チューリップたちは例年この急な気温の上昇に見舞われていて、もう少し涼しい日だと開花期間も維持されて、それなりに長く楽しめそうなのだけど、この暑さだと花びらにダメージを受けたり、急激に咲ききってしまうのでもったいない。
写真のチューリップは「スプリングクイーン」と「マウントタコマ」の2種類。去年買ったばかりで楽しみにしていたのだけど、暑さで花が開き切ってしまい、なんとも微妙な咲きっぷり。すぐに散ってしまいそうだ。。
クリスマスローズは雪解け後なかなか動き出さなかったので、ちょっと調子が悪いのかなと思っていたけど、無事に花をあげている。クリスマスローズの隣にはクレマチスが植えられていて、クリスマスローズに肥料をあげようとスコップを入れたところ、クレマチスの根がびっしりと張り巡らされていてびっくり。このままだとクレマチスに栄養を取られて負けてしまうかもしれない。植え替えた方が良いか思案中。
クレマチスは剪定や誘引の仕方もだいぶ慣れてきた。爆発的な成長力ですでにつぼみがちらほら見えてきている。今年もたくさんの花を咲かせてくれそうだ。
ご近所さんでは1、2週間前から咲き、花が終わりかかっているスイセンが、我が家では昨日になってようやく咲いてくれた。
にぎやかに咲くパンジーと突然の猛暑
アリッサムは今年は家と道路の境界に直線的に植えた。皆この暑さでぐったりとしていて、花もチリチリになってしまっている。この暑さは長く続かないとは思っていても、春の花たちの様子をみていると去年同様ハラハラする。
今年の西向きのボーダー花壇のレイアウトは同じ色のパンジーで埋め尽くした。去年の秋にオダマキを端の方に移動し、端から端まで広くパンジーを植えられるようにした。ナチュレ「ブルーアンドイエロー」の1品種で統一し、奥川には少し「虹色スミレ」を植えた。
まだ株が小さいので写真でみるとよくわからないけど、もう少しするときれいに花が上がってくると思う。株同士のスペースも去年までよりも広めに取って、風通しや株の寿命を少しでも伸ばせるよう意識してみた。
去年の記録を見てみると、5月末には結構な花が咲いているので、今年はゴールデンウィークから5月中旬まで温度が低い日が続いていたので、全体的に去年よりも1、2週間程度、季節が遅く進んでいるような気がしている。ライラックも5月下旬には咲いていたけど、今年はこれからようやく咲くといったところ。
クレマチスの支柱の裏側スペース。ここにはユリやチューリップの小さな球根を植えている。ここで1、2年じっくりと育ってもらい、次の1軍入りを作っている。それでも小さいながらに可愛い花がけっこう咲いてくれる。球根を大きくするためには花を咲かせずに摘んでしまった方が良さそうだけど、それもかわいそうで好きに咲かせている。
エキナセアは去年のシーズンが終わったころにホームセンターで売れ残っていたものをゲットすることができた。エキナセアは苗がけっこうお高めなので、多少株にダメージがみられていたけどお買い得だった。無事に越冬できるかどうか、それだけが心配だったけど買ってきたもの全て「カリビアングリーン」「ホワイトダブルデライト」「ピンク〜（忘れた）」が芽を出し葉を展開している。
強風が吹いて春の庭が荒れた
