室内でタネをまいた1年草花たちの定植時の様子や宿根草たちの成長の様子を記録。
西向きのボーダー花壇のパンジーたち。順調に株を成長させ花をあげてきている。1箇所、立ち枯れが出て抜いてしまったところがあり、穴あきになってしまっているけど気にしない、気にしない。
タネまき育苗をしたフェリシア「スプリングメルヘン」は室内で徒長し伸びてしまったけど、深植えにすると株がギュッとしまりいい雰囲気になってくれた。
帝王貝細工は北向きの家の裏側に植えた。ドライフラワーとして見事な花を咲かせてくれるのだけど、大きくなると株がボッサボッサになり激しい見た目になるので裏に植えた。今年もドライフラワーをたくさん収穫したいと思っている。
アリッサムは先日の急な真夏日のダメージから回復し、順調にモコモコと大きくなってきている。
金魚草の「カリヨンミックス」今年の春のはじめに新しく造成した花壇に植えた。定植後なかなか変化がみられず心配していたけど、気温の上昇に伴い少しずつ成長してきている。化成肥料を軽くばらまいてみたところ、葉色が濃緑色になり、ちょっと効き過ぎたかもしれない。たまたまだろうか。少し前に大雨が降って倒伏した苗がいくつか出たので、支柱(割り箸)を立てて軽く誘引した。
去年初めてアスターを植えて切り花としてとても重宝したので、今年も挑戦した。
夏向けの花として苗作りをしていたコンボルブルス。育てるまで名前を聞いたことがなく、たぶん実際に見たこともないので、初タネまきどころか、どんな成長をするのか未知の花。タネ袋の写真を見る限りはミニ朝顔のような感じで、科名も「ヒルガオ科」になっている。和名は三色昼顔。タネも朝顔に似た黒いものでした。室内での育苗は徒長してしまったので、暖かくなってから外で苗作りをしてもよかったかなと思う。
夏の日ざかりを彩る!
草丈20㎝程度で横に広がって育ち、花は昼顔によく似ています。花径4~5㎝。中間部は白色、中心部は黄色の3色に咲き分かれ、「三色昼顔」の和名を持っています。
タキイ種苗「コンボルブルス エンサイン混合」タネ袋より
と、このような解説がある。恥ずかしながら「昼顔」の花というのがピンと来ないのだけど、昼顔は昼に咲く朝顔という認識でいいんだよね。「昼顔」でしらべてみても少し前に流行ったドラマの情報ばかりが出てくる。
去年ホームセンターで購入してきた宿根草。去年は株の成長だけで花をみることができなかったので、今年に期待している。
このカンパニュラは一昨年に植えたけど去年はまだ花が見れず。今年は見ることができるだろうか。地面から小さな株が出てきている。うまくいけば結構株分けができるタイプかもしれない。
ラベンダーは緑が増えてきたけど、凍害が強く出ていて株の姿形のバランスが崩れてしまった。去年はけっこうキレイなブルーの花が咲いたけど今年は回復に時間がかかりそう。
今年の冬は雪が一定程度積もって溶けなくなる「根雪」になるまでがとても遅く、植物たちは長く寒風にさらされ続けたので、越冬できると思われた宿根草もいくつかが消えてしまった。
ラムズイヤーは越冬したかと思いきや雪解け後の寒さで新芽が死んでしまい、株も枯れてしまった。サルビア「レッドコーラス」も去年の秋の終わりには大株になったのに、そのままの姿で枯れてしまった。宿根ひまわりのヘリアンサスも消えてしまった。
チューリップの手前にある株はヘメロカリス、別名デイリリー。この前、クリント・イーストウッドの「運び屋」という映画を見たのだけど、イーストウッド演じる主人公がデイリリーを育てる農家で、家族を顧みずにデイリリーの育種に入れ込むという役柄だった。これが行き過ぎて一家離散、晩年には麻薬の運び屋になるなど紆余曲折あって、最後にはまたデイリリーを育てるところで終わるという映画。
始まりのとてもいい音楽とデイリリーのカラフルな映像がしばらく続き、この開始数分で「きっとこの映画は心に残るものの一つになるに違いない」「さすがイーストウッドだな!」と思わされた。この思いは若干そこまでではなかったものの、そういえばと我が家の庭にもデイリリーがあることを思い出し一時的に浮かれた。
我が家のは去年帯広のホームセンターで捨て値で売られていたものを衝動買いしたもの。今年あのカラフルな花が我が家でも見られるだろうか。