シャコバサボテンが咲いた

シャコバサボテン=デンマークカクタス

秋になるとホームセンターで売り始めるシャコバサボテン。祖父母の家や実家で育てていたので、子どもの時からずっとみてきた。花が咲かない時期はちょっと地味で、存在すら忘れてしまうほどだけれど、秋から冬にかけて鮮やかで見事な花を見せてくれる。実家で育てていたものを譲り受け、2年目の冬。初めて花が咲いた。

10月末。形は売り物と違いイマイチ。

実家ではシャコバサボテンとかカニサボテンとか呼ばれていた。ウィキペディアで調べてみると、ブラジルの高山が原産地のサボテンなんだとか。茎の節が独特なとがり方をしており、これがシャコの身体をイメージさせるというところで、この名前がついたらしい。

カクタスはサボテンのことだそうで、これが北半球では冬、クリスマスの時期に開花することから「クリスマス・カクタス」と呼ばれることもあるらしい。ホームセンターでは「デンマーク・カクタス」という名前でも販売されていて、これはデンマークで品種改良されたからなのだそう。短日性植物で秋以降、日照時間が短くなるとつぼみを作る特徴がある。

11月中旬

花が咲いている時期は長く、つぼみが順番に咲いて、1ヶ月以上楽しませてくれた。特に手はかからないけれど、育てる際の注意としては、あまり場所を移動させないこと。こんな雰囲気の花だけど、強い日差しが苦手で、日照や環境の変化にも敏感。

特につぼみが上がってから移動させたり、環境が変化すると、つぼみがポロポロと落ちて取れてしまう。肥料も春から夏の生育期にタブレットタイプの置き肥を置くくらいで十分。花が咲く秋から冬には肥料はむしろ切れている方がよいとのこと。ということで、これらを総合すると、土が乾いたら水をやる程度の世話でよく、ほとんど放置でもみごとな花が見れます!

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