ゴールデンウィークはガーデンシーズンの始まり

待ちに待ったゴールデンウィーク!北海道のガーデニングはこの前後からスタートするということで、園芸週間と言い換えてもいいかもしれない。冬の間にタネをまき、この週に苗たちを植えようと目標を立て、育ててきた。仕事の休みは暦に準じるということで、週の間にも仕事はあったものの、庭づくりにたっぷりと時間を投入することができた。

パンジーの苗
アリッサムの苗

パンジーは1月にタネをまき、アリッサムは2月にまいた。パンジーはアリッサムと比較しても発芽まで数日長くかかり、発芽からポットへ移植した後も大きくなるのに時間がかかった。

アリッサムはある程度苗が大きくなってきてから、葉が黄色くなり、何が原因かわからないけど、少し調子が悪くなってきたように見えた。この症状、最初は1つの苗だけだったのが、他にもみられるようになり、肥料?微量要素不足?根詰まり?根腐れ?はたまた何かの病気か、うーむ、、と思いながら、定植したら何とかなるかもと思い、植えた。

庭の一角

庭のほとんどの領域が未開拓の状態で、このままでは何も植えられないため、まずは土壌改良をしなければならない。これが大仕事で、ガチガチに固まっている石が大量に混じる土を起こし、ふるいにかけるという作業を何度も何度も、、何度も何度も行った。

土が硬いので、剣先スコップを入れてもガチーンとなり、その衝撃が腕から肩に伝わり、しびれるような思いを何度もした。土ふるいの地味な作業も全身作業で、腹筋、体幹の運動が続く。。5月初めの北海道、それほど気温は高くないけど、汗だくになった。

パンジーとアリッサムを植えた

土のふるいをかけ、大量の石ころを取り除くと砂のようにさらさらとした土になる。場所によっても性質が違って見えたけど、多くのところが土というよりも、有機質のほとんどない砂質状態で、雨が降って固まると、セメントみたいにガチガチになる雰囲気。

パンジーとアリッサムを植えたところは昨年末に先んじて土壌改良に励んだところで、牛糞、バーク堆肥を投入して少しはましかな、という感じ。ふるいをかけて出てきた大きめの石ころを直線に並べて(ばらまいて)みたボーダー花壇。まだまだ花壇になってないけど、少しずつ、らしくしていきたい。本当はレンガやブロックを並べたり、設置できればいいけれど、数が必要になるだろうし、予算がないので、石ころで。

パンジー

ふるいをかけた場所は砂質が強いので、堆肥などを大量に投入したいところだけど、40リットルの大袋を入れても焼け石に水の状態だった。これはもう長い時間をかけて作っていくしかないのかもしれない。

ラベンダー

昨年の秋にタネをまいたラベンダー。比較的たくさん発芽したのは良いものの、枯れたり、虫(オンシツコナジラミ)がついて弱ったりと、残ったのは数株。これもコナジラミの形跡があったけど、悪くなったところをむしって定植した。

ネモフィラ

ネモフィラは室内育苗では日光が足りないためか葉がビヨーンとひどく徒長してしまった。これでも深植えをしてみたけど、かなり厳しそうな様子。そのまま直まきが良かったのかなあと思う。よく色々なカタログでみるチューリップとの競演を見たかったのだけれど、寒冷地では気候的に無理なのかもしれない。

ライラック

ライラックを植樹した。札幌が生まれ故郷なので、故郷を思い出せるようにと、ライラックを植えた。我が家のシンボルツリーとなるように元気に育ってほしい。

ラズベリー

ラズベリーを植樹した。調べてみるとすごい勢いで繁殖するらしいので、庭の角端に植えた。しかし、こんな木のぼっこが育つのだろうか、、という雰囲気だ。ジャムを作りたい。

ブルーベリー

ブルーベリーも植えた。セオリーに則って、酸性土壌としてピートモスと鹿沼土を土壌に混ぜ込んで植えた。ハイブッシュ系の「スパルタン」という古代ギリシャの都市国家スパルタを彷彿とさせる強そうな名前のものと、「アイバンホー」というフランス系カナダ人みたいな名前の2品種を植えた。国華園で安く購入できたのだけど、届いた時にはすでに花が咲いていて、そのまま外に出しているとこの時期の寒さで葉も花もフニャりとして弱ってしまった。頑張ってほしい!

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