土起こしに明け暮れたゴールデンウィーク

ゴールデンウィークは親戚や友人が遊びにきて楽しい時も過ごしたけれど、それ以外の時間は猛烈に庭仕事をした。土を起こして、ふるいで石ころや雑草の根を取り除き、堆肥を混ぜて、、と、普段あまり体を動かすことのない自分にとっては本当に疲労困憊する作業だった。

夕食後は早々と眠気が来て、ぐっすりと眠り、次の日は全身筋肉痛で体がバキバキになり、また力仕事という状態。それでも冬のうちからタネをまいて作った苗たちや買ってきた木やバラをたくさん植えることができて大満足。

庭の全体像。荒地みたいななにもなかったところに苗や木を植えた!

掘って、耕して、石ころを拾って、土壌改良資材を投入して、肥料を混ぜてを繰り返した。軍手もあっという間にボロボロになるので、何枚も消費した。ゴールデンウィーク前半は春を通り越して夏日が数日続き半袖で作業、後半は強風が吹いて気温も下がり寒いのでダウンを着込むという気候の幅の広さ。北海道のゴールデンウィークらしいと言えばらしいのかな。

ヤマボウシの木

ライラックの他にシンボルとなるような木、ほかになにを植えようかと冬の間に色々と調べていた。そして葉や花が美しく、実も食べられるというヤマボウシに決めた。

牡丹 白翁殿
牡丹 旭港

あこがれだった牡丹の木を植えた。1つは「白翁殿」という名前のもの。白く長いひげを生やした仙人をイメージさせる名前だ。もう1つは去年の冬に近くのホーマックで購入し、屋内で鉢に植え替えて管理していた「旭港」。苗についていた品種カードの写真をみると赤い花が咲くらしい。調べてみたところ、牡丹や芍薬は秋に植えるのが鉄則のようだけど、寒冷地ではどうなんだろう。ご近所で立派な芍薬を育てているおじいさんに聞いたところ「春植えでも大丈夫じゃないか」とのこと。

芍薬
芍薬を挟んで両側に草花

芍薬は「シャーリーテンプル」と「ビッグベン」の2種を植えた。バラのような名前だ。牡丹と芍薬、今はなき祖父の庭で大切に育てられていたのを記憶していて、「こんなに大きな花があるんだ!」と子ども心にとても強く印象に残っている。あこがれと懐かしさから、自分の庭を作ったら植えようと思っていた。

祖父の庭で植えられていた芍薬

昔の写真を探すと見つけることができた。こんな素晴らしい芍薬を自分の庭でみることができる日は来るのだろうか。

クレマチス
クレマチス

クレマチスもあこがれの花。近所でもあちこちで植えられており、時期になると迫力のあるすばらしい花を見せてくれていた。品種はパテンス系の「ローラ・デニー」と「ジャスタ」の2つ。ということだけど、クレマチスの系統による違いや剪定など、全然ピンときていない。品種によって剪定方法や花期が違うとか色々あるみたいだけど、育てながら覚えていこう。まだ苗が小さいので、とりあえずは株が成長するまでは特になにもすることがないと思うので!

バラ ホワイトクリスマス
バラ パパメイアン
バラ マーガレットメリル
バラ ブルームーン

室内でミニバラしか育てたことがないのに(しかも枯らしてる)、一気に4株を植えてみた。土を縦50センチ横50センチくらい掘り上げ、赤玉土や腐葉土、堆肥、肥料を投入して土づくりをしてみた。庭にバラを植えるという人生初の独特な興奮状態で作業を終えた。

ほか、ゴールデンウィーク中に植えたものは以下の通り。

  • さくらんぼ(佐藤錦と南陽)品種違いで2つ植えることで受粉率が上がるのだとか。そもそもこの地域でさくらんぼが育つのかが怪しかったのだけど、ホームセンターの人に聞くと、ご自宅で育て実をつけているらしく、十分に育つと教えてもらった。むしろ樹勢が強く、すぐに大きくなるので注意!とのこと。苗木をはじめに1/3くらいのサイズまで切り詰めてもいいくらいだと。
  • いちご苗(あまごごち)いちごを植えるぞーと意気込んで店に行くとこの苗しか残っていなかった。1株400円くらいして、高いな、、と思ったけどちょっと勇気を出して5苗購入した。スーパーでそのまま果物として買った方が美味しく、量も多く食べられるのでは、、と帰ってきてから気づいた。
  • ダリアとグラジオラスの球根と野菜苗をいくつか。グラジオラスはメルカリでゲット。これについては、また別な記事で。

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