昨年末にエノテカの楽天オンラインショップで購入したワインセット「パーティーパック」の中の1本。このセットは赤・白・泡が12本入っていて送料無料。入っているワインを単体で買おうとすると2~3割は高いので、選ぶ楽しみは減るけどお買い得なセット。しかも楽天ポイントが大きくつくので、実質的には単品定価の7~8割で買うことができるようになっている。
そしてこのセットの最後に飲んだのが今回のワイン。瓶のデザインというか、聞いたことのないブドウ品種ということもありなんとなく残っていたのだけど、休みの前の日に気軽に飲もうと開けたところ思いのほか美味しかった。
- 生産者:Caruso e Minini カルーソ・エ・ミニーニ
- イタリア シチリア
- 品種:カタラット
- ヴィンテージ:2020
- アルコール12%
カタラットというブドウ品種のワインは初めて飲んだ。というか初めて聞いた。この品種はシチリアで古くから最も広く栽培されている白ブドウらしい。エノテカのHPのこのワインの口コミ欄には「カタラットで語らっと」というコメントがあり、面白かった。
ワイナリーのカルーソ・エ・ミニーニがあるところはシチリア島の最西部にあるマルサーラ地区。ジュッマレッラとクッタイアの120ヘクタールもある広大な畑ではカタラットのほかに、白ブドウではグリロ、グレカニコ、インツォリア、ジビッボ(モスカート)、黒ブドウではネーロ・ダヴォラ、フラッパートなどの固有品種、そして国際品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネ、シラー、メルローを植えているらしい。
ワインの色は淡い金色で輝きがあり、グラスに注いだところからフルーティーでトロピカルフルーツ系と草っぽい香りが広がった。若干イチゴのような香りも感じられ、とても爽やかな明るい?香りがした。味わいはさっぱりとしていて酸味はそれほどでもなく、やや甘辛口みたいな残糖感も感じられた。ソーヴィニヨンブランとリースリングの間のような香りと味わいの印象を受けた。
次の日が休みという安堵感もあり、スイスイと飲めてしまい気がつくと1本飲んでしまった。