春の宿根草爆買い

春になり陽射しがポカポカとしてきた。日によっては日中の温度が10度台後半になることもあり、とても気持ちの良い季節だ。園芸シーズンの幕開けで気分的にもワクワクしてきている。夕方から夜には温度が5度くらいまでは下がるので、ストーブはもうしばらくは必要ではある。クロッカスやミニアイリスが咲き終わり、順々に次の花が咲き出してきている。

庭の様子

シラーシベリカは高さが10センチくらいのとても小さな花だけど、ベル状の花は繊細なつくりで透明感のあるブルーがとてもまぶしく感じられる。

原種系チューリップのザ・ファーストは毎年数を少しずつ増やしている。場所を何度か移動していることもあり、移植時に落としたか取り忘れた球根が残っていて、思わぬところで1輪だけ咲いているものもある。

こちらも原種系チューリップのトルケスタニカ。とても丈夫で最初に植えた頃よりも増えたけど、今年はなんとなく去年よりも数が少なく、花の大きさも小さいような気がする。ちょっと放置しすぎたかもしれない。

別の原種系の「アルバ・コエルレア・オクラータ」は明らかに今年は花数を減らしてしまっているので、原種系と言えども多少は色々と手をかけてあげる必要があるのかもしれない。

宿根草たちも新芽や葉を展開してきている。去年移植したデルフィニウムはどれも無事に芽が出てきているのでホッとしている。かなり根をぶった斬ったような気がするけど、昨年と同じくらい元気に芽が出てきている。

オダマキは葉が展開する前がすごく良い感じ。葉がクルクルっとなっていて緑が美しい。

芽出しの時はホッキ貝のようだったチューリップも1、2週間でチューリップらしい葉に成長してきている。

バラの冬越し結果

バラの越冬状況はまずまずといったところ。極端に派手な凍害は出ていない。イングリッシュローズは枝先がわずかに枯れている程度で、枝自体が枯れ込んでいるものはほとんどなかった。後から枯れ込みがはっきりしてくることもあるので、もう少し様子見ではあるものの、その他のバラも無事。

ただし「パパ・メイアン」だけは例外で、今年も派手に凍害がみられている。黒くなっている枝や茶色くシワが入っている枝はアウト。先週末に剪定したところでは、なんとか無事残った枝は2本ちょっと。ただしこれもどうなるか分からないので、根本までばっさりと行くゲンコツ剪定になる可能性もある。パパ・メイアンは香りも形も素晴らしいバラなので、もう少し頑張って咲いて欲しいのだけど、何かもう少し工夫できることがあるか検討していきたい。

今年またバラを2つ増やした！もう買わないかな…と思っていたけど、買ってしまった。1年草中心の花壇のところを新たにバラと宿根草エリアにすることにしたので通販で購入。今年も大野農園さんから通販でゲットした。品種などは以下のページに追記した。

北海道音更町のバラ農家大野農園さん

宿根草の購入

そして、今年は宿根草を大幅に増やそうと画策しており、そのために早めにホームセンターや通販で宿根草を買って準備している。けっこう吟味しているつもりだけど、気がつくとカゴの中がいっぱいになっていて、レジのところで毎度衝撃を受けている。ちょっと大人買いが過ぎていると思いながらも、今時期しか買えないので、、と自分を納得させている。

通販では、北海道広尾町の大森ガーデンさんのサイトから購入した。たくさんの品種がありサイトを見ているだけでも楽しくて想像が広がる。「これ、いいなあ！」と思ったものは既に売り切れとなっているので、目当てのものがあれば早めに動き出す必要があるようだ。送料は相応にかかるものの、ホームセンターなどで買うよりも比較的安めの適正価格なのが嬉しい。丁寧な梱包で美しい苗たちが届いた。

大森ガーデンさんとホームセンターで購入した、現時点までの品種を整理と記録を兼ねて書き出してみる。