お盆期間も終わり、まだ8月だというのに日差しの雰囲気というか空気感というかが秋っぽい日になってきた。日中はまだ暑いと感じる日もあるけど、朝晩は涼しくなってきた。夜には寒いくらいの日もあり、Tシャツの上にフリースを来たりとかちぐはぐな格好をしている。
先週に山口県と東京に住む友人2人とオンライン飲み会をしたところ、フリース姿を見られて、同じ日本とは思えないと言われた。あちらでは日中はもちろんのこと、寝る時にもエアコンをつけないと耐えられない暑さなんだとか。我が家もエアコンは一応ついているものの、今年は2日か3日間くらい、日中にいくらかつけた程度。
テレビや新聞で全国のニュースや天気を見ていると、7月後半から8月にかけては、異常な暑さだけではなく大量の雨による被害も多く出ているようで、とても気の毒に思われた。農業被害も甚大なところもあるようなので、各地のガーデナーさんたちのお庭も大変だろうなあと思う。この地域に住んで、いつも気候が悪いと嘆くことが多いけど、そうした被害がないだけでも恵まれているのだと感謝しなくてはいけないのだろう。
庭の花たちはユリがすっかり終わって、今はエキナセアやオレガノやタイムなどハーブ系の小花が咲いている。花数はシーズンの中でも少ない時期だけど、なんとなく穏やかな雰囲気となっている。今年はヒューケラや斑入りの植物を随分と増やしたので、それらがいい感じに育ってきて、葉っぱを楽しめるようにもなってきている。
庭作業的には、来年の庭づくりに向けて宿根草の移植や株分け、お盆休みに札幌や帯広でゲットしてきた苗の植え込みをしている。春に植えたパンジーや金魚草はほとんど抜いてしまったので、そういう部分でも庭の雰囲気がけっこう変わった感じになっている。
いつも春にはパンジーやビオラを大量に植えていた西向きの花壇は、今年見てきた上野ファームの植栽に影響を受けまくったこともあり、いよいよ宿根草メインの花壇にすることにした。新しく買ってきた苗を植えてはみたものの、初めて育てる花ばかりで、どんな花がどれくらいの高さで咲くのか、ボリューム感などが手探り状態なので、落ち着くまでは来年、再来年とかかるだろう。時間をかけて少しずつ変えていくのもそれはそれで楽しみな作業だ。
庭づくりもさることながら、最近は「庭仕事の真髄(スー・スチュアート・スミス著)」という本を読んでいる。著者は精神科の医師で、この本で園芸や庭づくりが精神や心に与える影響を様々な事例や文献を元にまとめている。
非常に厚みのある本で(ページ数だけではなく)、文芸・文学作品的な要素もありつつ、学術書としても読み応えのある内容となっている。我々のこころや脳の働きと園芸についての関係を膨大な研究資料やデータ引用しながら紹介している(巻末の引用文献一覧は20ページにも及ぶ)。
「へぇー」「ほぉー」「そうなのかー」と読んでいるのだけど、これまであまり触れたことのない分野についての記述については、読んでいてとても難解に思われる箇所も多く、せっかくなので、このブログを活用してちょっと整理しながら読み進めてみようかなと思ってる。章や区分ごとに記事を立てて、まとめやメモ、補足的に調べたことを書いて行く予定。あくまで予定で行きます。
8月21日に上野ファームにいきました
ノームのにわがきれいでした。ソフトクリームおいしかったです。上野ファームの本とエキナセアをかいました。
上野ファーム行ってきたんですね!良かった!きっとステキな時間を過ごされたものと思います。
ノームの庭きれいだよね。自分の家の庭作りにも真似をしたいと思うけど、なかなか出来ません。
買ってきたエキナセアを育てるのがこれから楽しみですね!!