昨日か今日の週末にはバラの剪定や土壌改良&春の肥料をあげようと思っていたのに、強い雨が続いて作業出来ず。今年は桜の開花が函館や札幌でもかなり早いみたいだけど、たしかに庭の様子をみていると去年よりも明らかに季節の進みが早い気がしている。去年も同じようなことを思っていたのだけど、去年の写真を日付順に追ってみると、アイリスやクロッカス、宿根草の動きが1週間以上早くなっているのが分かった。
冬は雪が少なかったので雪解けが早いというのもあるけど、先週などは暖かくて過ごしやすい日も多くなってきているので、季節全体が早まっているような感じ。ただそれでも昨日、今日の朝には霜が降りているので、氷点下近くまで気温は下がっていて、まだまだ寒い。
アリウム ギガンチウムの葉がすごい勢いで成長している。球根が子どものこぶしほどもあったので、さすがといったところ。うまく育って欲しいのと、葉がこれだけの勢力なので、花は一体どれほどなのかと期待大。
その横に咲いていたのがアイリス レティキュラータ アリダで、1週間前くらいから咲き始めて今日にはほぼ終了してしまった。クロッカスよりも咲くのが早くて、我が庭の一番乗りの花になった。丈は15センチくらいで小さいけれど、花は繊細でブルーのグラデーションが美しい。黄色の差し色が鮮やかさを引き立てていて、とても爽やかだ。
終わりかけている花を見て今日つくづく思ったのは、一年のほとんどを球根と葉の状態で過ごし、雪が溶けたばかりのわずか1週間だけに花を咲かせるという、この花のすごさ。アイリスに限らずクロッカスやチューリップも同じだけど、花にとっての長い1年間をこの短い期間にかけて見事な姿を見せ、そして潔く終わっていく姿は、寂しくもあるけど本当に立派だと思った。1年草は次々に花を長期間咲かせるけど、球根植物の特にこの時期から春に咲く種類の多くは開花期間が本当に短い。だけど、その短い中で1年間に集約された贅沢な美しさや魅力を感じさせてくれる。
去年からみると花数は増えた感じはするものの、サイズ感は小さくなっているので、今年は少し球根の肥培を意識してみたいと思う。
そしておなじみのクロッカスも開花。
プルモナリア(ブルーエンサイン)ももう少しで花が咲きそう。これから順番に花のリレーが始まっていくのが楽しみ。
デージーサニーサイドアップは冬を越すことができた。もう少し様子を見てみないとだけど、冬の寒さで消えてしまっった様子の宿根草もあるし、無事に芽を出してきているものもある。
シラーシベリカも春の訪れを知らせてくれる早春に咲く花。もう少しで開花。
去年シラーの花後に種ができていて、適当に放置していたのだけど、そこからたくさんの芽が出てきている。これはこれでどのように成長、変化していくかが楽しみ。
オリエンタルポピー プリンセスビクトリアルイーズに我が家で初めての冬を越して順調に成長中。去年は花を見ていないのでどんな花が咲くのか楽しみ。
室内育苗中の種まきペチュニアやそのほかの草花も順調です。
バラの剪定作業は来週に持ち越し。来週の週末は晴れてくれ!