雨ばかりの寒い夏から暑すぎる夏、そしてまたストーブをつけたくなるような8月と極端な季節の移り変わりが続いている。庭の花や野菜たちは葉や茎ばかりが茂り、花も実も今一つでバランスの悪い育ち方をしている。
だけど彼らなりにこの極端な環境に適応しようと頑張っていることには違いなくて、その結果の育ち方をしていると考えれば納得するしかないのかもしれない。しかし、、やはり週末ガーデナーとしては「何かできることはないかと」納得できないことが多いので、庭に出るといろいろと考え込んでしまう。
花ロードえにわ
8月上旬には2週続けて札幌方面へ用事があり、仕事とお盆のお墓参りと結構ハードなスケジュールをこなしてきた。そんな中でも途中立ち寄れるところでは花や庭園を見てくることができた。
恵庭市の道の駅「花ロードえにわ」に行くことができた。国道36号線沿いにある立派な道の駅だった。恵庭市は花で街を盛り上げようとしているようで、街路には花がたくさん植栽されていた。札幌近郊の当別町や江別市、北広島市を車で走っていても感じることだけど、なにげないちょっとした街の花壇や公園でも花の植え方が工夫されていたり、手入れが行き届いているのがよく分かる。
ここの道の駅はメインの建物の横に広いガーデンスペースがあって、イングリッシュガーデン風のナチュラルな庭づくりがされていた。庭全体がふんわりととても爽やかな景色を作っていて統一感があり、それでいて季節ごとにメインとなる草花にもスポットが当たるような見せ方をされているように感じた。
これはなんという花なのだろう。葉はグラジオラスのようでいて、花はアルストロメリア風のあざやかなレッド。
最近自分の中でエキナセアへの関心が高くなっていて、咲いている花を見つけるとじっくりと見てしまう。園芸を始めた当初はエキナセアにあまり興味がなくて、むしろ全然魅力が感じられなかったので、人の好みの移り変わりは不思議なものだ。
この道の駅には野菜や花の直売所もあってエキナセアの苗が安く売られていたので2つ買って帰ってきた。ホームセンターで買うと1000円前後するのでお得だった。ほかにもラムズイヤーとカンパニュラも買えた。
寄せ植えがかなり素晴らしくよく出来ていて感動した。球根ベコニアとか贅沢に使っていてなかなか真似することができない。