園芸シーズンもあと少し

秋も深まり町の木々の葉も色づいてきた。場所によってはすでに枯れて落ちているものもある。朝晩の気温は一桁台まで下がるようになり、雪虫のような小さな虫が飛び始めている。もうちょっとすると霜が降りるようになるかもしれない。庭も後片付けの作業を進めていて、10月最初の土日にはひまわりを抜いて細かくハサミで切って土の中にすき込んでしまった(ものすごく手が疲れた)

ケイトウ アジアンガーデン

町のホームセンターは秋冬モード。関東以南のガーデナーさんのブログを見ていると、これからパンジーとかストックや葉牡丹を植え始めるようで、もう1年中休む暇がないんじゃないかと思ってしまった。こちらは庭に雪が降り積もるので園芸は強制終了おやすみ期間に入るけど、それがよい休息にもなっている。お盆を過ぎた頃になってくると段々と疲れてきて何かを植えるとかが面倒になってくる時もある。

ホームセンターの葉牡丹

昨日は用事があって小学校に行くと花壇に葉牡丹が植えられており、心の中で「おぉー!」となった。寒冷地にも冬の園芸を積極的に楽しもうとする人がいるんだなあと嬉しくなった。

お店にはガーデンシクラメンも並んでいた。シクラメンが売られ始めると冬の近づきを感じる。さらにもう少しするとポインセチアが並び始め、そうすると一気にクリスマスシーズンに突入。シクラメンはこの地域で外での冬越しは厳しいから室内で育てることになるけど、パンジーやビオラは北海道でも雪の下で越冬可能。

品種にもよると思われるけど、外気温5度くらいまでなら成長もするし、今から植えてもけっこう楽しめるんじゃないかと思う。ただホームセンターでの取り扱いはわずかこの写真の範囲のコンテナだけで、ちょっと寂しい。もう少し色々な種類、色を取り揃えてくれていたら、秋冬ガーデニングとして心が揺さぶられるガーデナーは多いんじゃないかと思う。

ダリアも今月いっぱいというところかな。朝晩と日中の温度差があるためか、ダリアに限らず秋の花はみな色鮮やかでより美しくなってきた。株は間違いなく疲れてきている感じがするけど、最後にパーっと咲かせてやるぞ!みたいな力強さを感じる。

ジニア ソンブレロ

メキシカンな色合いのジニアも頑張っている。この「ソンブレロ」のタネ袋を改めてみてみると英名はMexican Zinniaと書いてあった。そしてこの「ソンブレロ」ってメキシコの伝統的な帽子のことだと分かった!

Sombrero (PSF).png
ソンブレロ・デ・チャロ(Wikipediaから引用)

ジニアは丈の低い矮性も高性のどちらも育苗、管理ともに簡単で花もちも良い。来年はもう少し種類を増やそうかなと考えている。

ガザニア

ガザニアは長雨で痛み、大部分が消えてしまったけど、一輪の迫力や色鮮やかさは他の花には真似できない魅力があると思う。

秋バラも終わりつつあり、あとはキクが咲いて今年の花は見納めになる。今年はなんだか異常に早く感じた。後片付け、球根の掘り上げ、チューリップ球根を植えて、、とまだまだすることはあるなあ。

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