台風が来る前に庭の花を摘んで楽しむ

また台風が来る。大雨と強風でやられるくらいならと、庭で咲いている花をバシバシ摘んで家の中で楽しむことにした。バラやダリアは花が大きいので水にぬれると重たくなり、それが風でグワングワン吹かれるので枝や株全体にダメージが出てしまう。去年の秋の台風ではダリアは根本から折れ、春に植えたばかりのバラ(アウグスタ・ルイーゼ)は花を一度も咲かせることなく接木部分から折れてしまった。

アスピリンローズと菊

アスピリンローズと菊を花瓶に挿してみた。我ながら自分の家の庭から摘んだ花でバラの花束が出来たことに感動した。このバラは前日の雨で花が重くなってしまい、すでに枝が一つ折れてしまっていた。今年出た新枝だったので固まっていなかったのもあったと思う。外で見るのもいいけど、室内でみるとこれもなかなか迫力があっていい。

グラハム・トーマスやノヴァーリスなど

庭の花を室内に入れる時にはどうしても虫がいないか気になる。一応外で見える範囲の虫がいないかは確認して、ホースで水を吹きかけたり、バケツの中に花をザブンとつけることや殺虫スプレーをかけてしばらく置いておくこともあるけど、どうしても小さな細かいダニやらクモが出てくることがある。

先日調べたサイトでは花を50度程度のお湯で洗う方法が紹介されていた。実際に我が家でもお湯をかけながら(50度までは熱くないと思う)洗ってみると、細かい虫がいくつかワーッと浮き出てきてキレイになった。さらには花の色もなんとなく、くすみが取れたようで鮮やかさが増す感じがする。

ダリアは一つ一つの花が大きくて迫力爆発。

ダリアは比較的虫が少ない。菊は除虫菊ってあるくらいだから虫は少なそうなイメージだけど、細かいやつがけっこう出てくることが多い。

逆にこうして虫のことを考えると、お花屋さんで買ってくる花はけっこうたっぷりと殺虫剤を使っているのではないかと思う。ハウス栽培の場合でも土があるので虫はいるはずだから。今までお花屋さんの花から虫が出てきた経験はないので、かなり注意しているに違いない。

明日から10月。台風で花がどうなろうと今シーズンのガーデニングももう少しで終わり。いくつかの鉢花は処分してしまったけど、少しずつ片付け作業を進めていく。後片付け、仕舞いの作業も寂しさはありつつもスッキリした気持ちもあって地味に好きな作業。

「きれいに咲いてくれてありがとう」なんて心の中で呟いたり、日々の適当なことを考えながらハサミを入れたり、株を引き抜いたり、球根を掘り起こして行く。と、同時にチューリップの球根をどこに植えようかレイアウトをなんとなくイメージしてみたりもする。来年の庭作りは今年の秋から始まる。

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