2017.6.21
NHK 趣味の園芸 の雑誌にも紹介されていた北海道の代表的なバラ農家である大野農園さんに行くことができた。しばらく前から庭に植えるバラを選びに行きたいと思っていて、やっと行くことができた(自宅からは車で4時間の距離!)大野農園さんは十勝の音更町にある。国道241を北に柳月スイートピアガーデンを越えて、音更帯広ICを越えて少し行ったところの西側にある。
直売書には写真のようにズラーっとバラ苗が品種ごとに販売されていた。メーカーごとに京成バラ園芸やイングリッシュ・ローズのバラも豊富にあり、それぞれ代表的な品種が数十種類は販売されていた。モダンローズ、クライミング、オールドローズ、原種系も数えきれないくらいあった。
どの株も生き生きとしていて、葉がテカテカと力強く輝いており、細かな手入れがされているのが素人目にも分かるので、安心して選ぶことができた。それでいて、価格は通販やメーカーで買うよりも2割くらい安いんじゃないだろうか。良い品質のものを安く買えるのはとても嬉しい。
直売所の中には鉢やコンテナ、おしゃれな園芸グッズも豊富に陳列されていた。宿根草もたくさん販売されており、バラだけではなく、これらをみるだけでも行く価値があると思った。時間があればワクワクしながらじっくりと1〜2時間くらい見て周りたいところ。店員さんも丁寧に対応してくださり、もっと近くにあればバラの育て方を頻繁に質問しに行きたいところだ。
前から欲しいと思っていたバラ苗を見つけることもでき、思わず5株を衝動的に買って帰ってきてしまった。購入したのは以下の通り(写真は追記で掲載した)。
それぞれ個性的なバラを購入することができた。しかも、ヨハネパウロとアストリットと薫乃は、農園内で耐寒性を確認中ということで、若干小さめの苗ではあったものの、なんと1,000円で買うことができた!!ヨハネパウロは色々なカタログやブログで見ていて憧れていただけに、出会うことができてよかった。
通販ではこうした特価販売はしていないので、直接買いに行けた人の特権ですね。家に帰ってきてからは、一気に植え込み作業をした。直径、深さ共に50センチほどの穴を掘り、石ガラなどを拾えるだけ拾って、土にふるいをかけてさらに小石や雑草の根などを取り除き、堆肥や腐葉土をたっぷりと混ぜて土作りをした。少し久々の力仕事に全身の筋肉痛と全治1週間くらいの腰痛になった。
バラの冬越し結果と開花【2019】
目次
追記:通販でバラを購入した(2020.5)
大野農園さんはホームページから通販でバラを購入することもできる。購入前年の秋から冬にかけて予約もできるようだ。バラを通販で購入するのは初めてだったので、どんな風に届くのかワクワクしていたけど、とても丁寧に包装された新鮮な株が到着した。
購入したのは「オリビア・ローズ・オースチン」「レディ・エマ・ハミルトン」「ユーステイシア・ヴァイ」「クレア・オースチン」。
ユーステイシア・ヴァイはデイヴィッド・オースチン社2019年発表の新品種。そのほかはメーカーを代表する看板娘たち。予約をしておらず、注文したのが4月末で遅くなったので、ちょっと興味があったデルバールなどのフレンチローズの多くが売り切れてしまっていたけれど、この4株で大満足。
バラは草花と違って庭で植えられるところも限られているから品種選びは本当に迷う。だけど色々と考えたり、咲いている姿の妄想を膨らませたりと、それもガーデニングのすごく楽しいひとときだ。
追記:通販でバラを購入した(2022.4)
すごーく迷いに迷ってこの2品種に決めた。購入してから思ったのは、この色合い、花形はどちらも自分の好み過ぎて、これまで買ったバラとあまり変わり映えしないかも、、ということ。だけれども、これから育ててみて、この品種独自の良さを見つけて行きたいと思います。それにしても「ザ・カントリー・パーソン」のトゲはちょっと鋭いなあ。