上野ファーム 2023<春>

先週のゴールデンウィークから春の庭作業を開始して、なんだか急に忙しくなってきた。連休中は当初どこにも出かけずに、家で大人しく園芸作業に勤しむつもりが、たまたま見た上野ファームさんyoutube動画を見て、無性に出かけたくなった。運良く旭川市内の宿も連休中にも関わらず格安にて取ることが出来たので、1泊2日の小旅行に行ってきました。

去年の6月末にも訪れたガーデンはその頃とは全く異なる美しい景色が広がっていた。季節が違うことで、前回とは異なる種類の草花が咲いており、ガーデン内をゆっくりと歩き回ると、また新たな発見や多くの感動があった。

北海道ガーデン「上野ファーム」

ちょうどスイセンやチューリップなどの球根植物やプルモナリアが見頃を迎えていて、爽やかな春の空気を存分に感じることができた。長い冬が開けてからの色とりどりの鮮やかな景色を見て、心身共にリフレッシュすることができました。

どうやったらこんな風に素敵に花を飾れるのだろうと、このコーナーだけでもしばらく見入ってしまうほど。スイセンを切り花にするというのもとても贅沢なことで、なかなか真似することもできない。中には、見たこともない花の形の品種もあり、これがスイセンなの??というほどの豪華な八重咲きのものや、色のグラデーションやコントラストが美しいものがあった。

ムスカリもこんな小さな香水の小瓶のようなものに生けてみるとステキだ。

八重咲きのものも、真ん中の白いスイセンもどれも美しい。今回の上野ファームの訪問でスイセンの印象がガラリと変わり、来年はスイセンをたくさん植えたくなってしまった。だけど、スイセンの球根ってちょっとお高いのですよね。。。

この水鉢も美しすぎるでしょう。スイセン、プルモナリア、クリスマスローズ、アルケミラを贅沢に使っている。

ガーデン内はこの季節でもすでに緑や色とりどりのカラーが溢れていて、ここだけ季節が違うかのような錯覚をするほどだった。

ガーデン内を散策していると、本当に多種多様な植物種が多く植えられていることに改めて気付かされて、このガーデンの美しさの一つには、やはり自然の多様性があるのだなあと思った。花が咲いているところの横には次に咲くと思われる花の株が成長してきていて、季節の変化によって同じ場所で異なる表情を見せるように設計されている。

クレマチスの誘引やシャクヤクの支柱には剪定枝がうまく使われていた。枝を紐でうまく固定し、そこにクレマチスを誘引していた。シャクヤクの支柱も同様で、それぞれの木々が持つ枝の色の美しさを生かしているので、支柱そのものが自然であり、とても美しい。プロの技ってこういうところだなと感動した。

このチューリップはもはやバラのようで、ピンクの差し色がまたキレイなんです。

モクレンの木?なのかなあ、ここで見るととても幻想的に見えた。

スイセンが美しく咲いているのだけど、その間には次の植物の芽が出ていたり、株を成長させている。プロのガーデナーの植物への深い知識と経験、緻密な設計に何度も感動してしまった。

こういう林の中にぽつりぽつりとスイセンが咲いているのもすごいなあと思った。すごい自然な感じがして(ナチュラルでネイチャーって感じで)、不自然さがなくて美しいのです。

このスイセンの配置!!植え方!!

ガーデンを訪れた時も感動したけど、今改めて写真を見て振り返ってみると、また色々と発見がある。

「ノームの庭」の美しさには、しばらく呆然として、その後に鳥肌が立った。

この植物はなんだろう。不思議な形。

ユーフォルビア・ポリクロマはキラキラ輝いてました。

ガーデン内にオーナーの上野さんがいらっしゃったので、すごーく勇気を振り絞って一緒に写真を撮ることをお願いすると、一瞬戸惑いがあったような感じがしたのだけど、快く撮ってもらうことができました。とってもありがたいと同時に、急にお願いしてすみませんでした。ありがとうございました。

上野ファームさん、また行きたい!普通なら同じところに2回行くと、また行こうとはなかなかならないのだけど、帰りの車中の時点すでにまた行きたいと強く思った。季節の変化により違う表情を見せてくれた素晴らしいガーデンからは、前回も今回もたくさんの発見があって、自分の庭づくりや園芸熱にもすごくたくさんの刺激をもらうことができました。そして何より、ガーデンの魅力に酔いしれてとても幸せな気持ちになるのです。

絶対にまた行きます!!!

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