ここ数日でようやく気温が上がり夏らしい天気になってきた。
庭の金魚草「カリヨンミックス」は次々に花穂を上げ、とても鮮やかなパステルカラーの花が太陽の光をあびてキラキラ咲いている。今年の金魚草は5月の定植後から1か月くらいは成長が緩慢で、6月下旬から7月に入って一気に成長した。
金魚草の英名は”Snapdragon(スナップドラゴン)”で、「竜のあご(口)」という意味なんだとか。花の一つ一つの形が竜の口に似ていることからそのような名前がついているらしいのだけど、今回咲いた「カリヨンミックス」についてはどうもそんな形には見えない。
去年やその前に植えていたものでは「竜のあご、なるほど、、わかるわかる」と思っていただけに、今年は「こんな形だったっけなあ」となんとなく感じていた。そしてさっき改めて品種名を確認しようとタネ袋をみると「花弁がベル状に大きく開くペンステモン咲き」と書かれていた。金魚草も品種によっては「竜のあご」や「ベル」など形がいろいろあるということを知った。
というか、そもそも和名の「金魚草」という名前は花の形が「きんぎょ」に似ているからつけられたものだし、学名の”Antirrhinum majus(アンティリナム・マジュス)”はギリシャ語のanti(似ている)+ rhinos(鼻)が語源という説もあるようだ。同じ形でも人によって見え方があり、それが名前に反映されているのもおもしろい。
フェリシア「スプリングメルヘン」もタネ袋の説明によると、英名は”Heavenly blue Daisy(ヘブンリーブルーデイジー)”で「デイジー」だったのか、なるほど!と思った。和名は「ルリヒナギク」で学名は”Felicia heterophylla(フェリシア・ヘテロフィラ)”ということなので、商品名の「フェリシア」は学名から取ったのだということが分かった。
グラハム・トーマスは近くで見ても遠くから見てもきれいだ。美しさが安定?している。今年はつぼみの数が多く、まだまだ咲きそうな様子。
ピエール・ド・ロンサールも本当にきれいなバラだ。